常識やマナーがないから手紙を送らないのは

最近は、パソコンやスマートフォン、携帯電話のメールを便利に利用することができるので、手書きで手紙を書くという人が少なくなってきています。

手紙を書くことは面倒だと思っている人もいるようですが、手紙には常識やマナーがあるので、それを知らないために送ることができない、と思っている人もいるようです。

確かにビジネスや冠婚葬祭に関するものであれば、常識やマナーに反すると相手に良く思われないこともあります。
書き出しの挨拶や締めの言葉などを間違えると、恥ずかしい思いをすることもあるので、ビジネスで書くときは、事前にどのように書けば良いのか、失礼がないのかということを調べて書いたほうが良いでしょう。
正しい書き方を調べることが面倒なので、書き慣れたメールのほうが良いと思う人もいるようです。
しかし、手書きにはメールにはない良さがあります。
時間をかけて丁寧に書いた手紙は、それだけで相手の心を動かすことがあります。
事前に書き方を確認し、思いを込めて丁寧に書いた手紙は、メール以上の効果があります。

友人、知人に手紙を送るときは、冠婚葬祭などを除いては、特に堅苦しいマナーはないと言っても良いでしょう。
くだけた言葉でも失礼にあたることがない間柄であれば、どのような書き方をしても問題はありません。
メールはいつしか消してしまうことがありますが、手書きで書いたものはいつまでも残しておくものなので思い出に残ります。
そして、メールよりもそのときの思いがよく伝わります。
常識が分らないからと言って避けるのではなく、思いを伝えるために手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

手書きで書くときは、字を書くことが苦手だという人でも丁寧に書けば問題はありません。
時間をとって丁寧に書くということが重要です。
常識やマナーがないからと言って手紙を送らないのではなく、相手に思いを伝えたいというときは、なるべく自分の手で書いたものを送りましょう。

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